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栗駒山登山紀行(帰路編) [山歩き]

 前回・前々回に続く栗駒山記事の最終回である。

一泊で風呂に5回も浸かり、すっかり満喫して帰路に着いたが、来た道を戻るのはつまらないので、秋田県に入り、湯沢市~宮城県鬼首ルートで帰ることにした。

途中の国道398号線沿いには、小安峡と呼ばれる観光地を通るのだが、ここも小さな温泉宿の集落である。
やはり何年か前に泊まったことがあるのだが、小さいなりにも美味しい料理と気持ちの良い風呂が楽しめる。
大噴湯と呼ばれる蒸気の噴出す峡谷もあって、景観もなかなか良いのだ。
ここでは写真を撮らなかったので、観光協会のHPの写真を拝借した。
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 小安峡のある国道398号から秋の宮温泉の108号線に向う途中、泥湯温泉という秘湯がある。
数件の歴史ある温泉宿が立ち並ぶ、小さな集落であるのだが、付近には硫化水素ガスや高熱の蒸気が吹き出ている箇所があり、立ち入り禁止区域とされている。
2005年には、硫化水素ガスによる事故もあったことだし、いたるところに注意を促す立て看板があって、緊張感が否応無く高まってくる。
張られたロープの向こう側には、もうもうと立ち込める蒸気、熱気、枯れ果てた木々など、迫力やドキドキ感満点である。
確かにここで生活を営んでいる方々もいるし、危険箇所に立ち入るなど、無謀なことをしなければ、大丈夫なのだろう。
昔ながらの宿、ただよう秘湯ムードなど、捨てがたい魅力があるのは確かだ。

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 泥湯温泉街を過ぎ、国道108号に抜ければ、後は秋の宮温泉を越えて宮城県に入る。
大地震の爪痕や、山頂での大雨、泥湯の蒸気など、スペクタクル感満載の1泊2日であったのだ。


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コメント 2

沙羅朋

本当~! スペクタクル感満載の旅
泥湯温泉 至るところにガス噴出ときけば
ちょっと踏み入るのに尻込みしそうな感・・・;;です
迫力満点の楽しい旅日記でした^^♪
有難うございます~m(_ _)m
by 沙羅朋 (2010-08-15 16:23) 

けろっこケロりん

沙羅朋さん、たくさんコメントありがとうございます。
ぜひ秘湯ファンには楽しんでもらいたいです。
泥湯温泉も、生活している人たちがいるんだから、過剰に反応することも無いんですけどね・・・・(^^;)。
通りがかりの人間にとっては、迫力を感じます。

by けろっこケロりん (2010-08-16 21:09) 

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