栗駒山登山紀行(登山編) [山歩き]
しばらくブログの更新サボってました。
忙しい中でもまめに更新なさってる方には、頭がさがります・・・。
とは言え性分なので、気ままなペースで続けていきますので、閲覧に来てくださる方にはすみませんがご了承下さい・・・・・・。
8/8~9と、一泊二日で栗駒山登山+須川温泉に行ってきた。
栗駒山は標高約1627m、宮城・岩手・秋田の3県にまたがる山で、登山口から山頂まで、ゆっくり行っても4時間位で往復でき、道も迷う場所が少ない、初心者や家族連れにも人気があるのだ。
須川温泉は、登山口にあり、岩手・秋田県境の岩手側にある、酸性湯の温泉宿。
登山で疲れた体を休めるのに丁度良い。
この山は2008年に震度6の大地震に見舞われ、今でも山に向かう道は通行止めがあったり、工事中の箇所が未だたくさんあるのだ。
被害の甚大だった宮城側はもっと大変なんだろうな・・・。
登山は9時から、須川温泉宿の傍の登山口から登り始め、少し行くと名残ヶ原と呼ばれる湿原を通る。
花の季節は一段落し、今は秋の花に変わるのを待つところ。
あまり花は咲いていなかった。
そんな中で咲いていたのは、ヤマアジサイやイワウチワ、シャジンなど。
名前はわからないけどかわいらしい赤い実や、ススキのできかけみたいのが見られた。
途中小さな沢を渡り、硫黄分で涸れた裸地を横目に登っていくと、昭和湖と言うきれいな湖に出る。
入浴剤のミルキーグリーンとか、水彩絵の具を溶かした筆洗いバケツのような、そんな色。
日差しの具合で微妙に色が濃くなったり変化する。
そこにはベンチもあって、一休みするのに丁度良い。
昭和湖からは、ややきつい登りの道だ。
暑さと日差しで、水分補給しながら休み休み行くと、次第に植生が変わり、頭上が開けていく。
須川分岐と言う、秋田側に行く登山ルートの分岐点を過ぎると、あとはもうすぐ頂上だ。
昼も近いし、「頂上着いたらオニギリ食べよ・・・」と、頭の中はそのことで一杯に・・・。
やっと頂上!三角点は記念写真を撮る人が沢山。
食べ物を腹に入れたら写真を・・・、と思ったとたん、空は暗くなり大粒の雨が降ってきた。
雷が鳴り出し、取り出したオニギリはリュックに放り込み、慌てて雨合羽を着こんで下山することにした。
山の雷は怖いのだ。
下山は死に物狂い。
体に叩きつけるような雨で、あたかも修行僧のような気分である。
足元の道はあっというまに、水が川のように流れ、濁流になっていく。
濁り水で深さも判らないし、下手に不安定な石に足を乗せると転びそうになる。
山の天気の変わりやすさ、恐るべし!!!
しかし、山用の雨合羽や登山靴は、優れものである。
体は蒸れることなく、どんなに雨が打ち付けてこようが、水溜りをジャブジャブしようが、水が浸透することが無い。
途中深みにはまって靴の中に水が入ったが、グジュグジュすることなく、歩いているうちに普通になっていく。
持つべきものはちゃんとした装備だな~、と改めて思った。
昭和湖まで降りると、既に雨は止み、地獄な世界は終わりを告げた。
足元も良くなり、ホッとしながら食事を取り、生きた心地が戻ってきた。
名残ヶ原からは、来た道とは別なルートを選び、賽の河原と呼ばれる裸地を行った。
硫黄のガスで何も生えない場所で、荒涼とした景色である。
ほどなく元来た温泉宿の近くにたどり着き、事故も無く終えることができた。
山頂や濁流の写真は、とてもじゃないが撮る余裕が無くて証拠をお見せできないが、本当に行ってきたんですよ・・・・・・。
忙しい中でもまめに更新なさってる方には、頭がさがります・・・。
とは言え性分なので、気ままなペースで続けていきますので、閲覧に来てくださる方にはすみませんがご了承下さい・・・・・・。
8/8~9と、一泊二日で栗駒山登山+須川温泉に行ってきた。
栗駒山は標高約1627m、宮城・岩手・秋田の3県にまたがる山で、登山口から山頂まで、ゆっくり行っても4時間位で往復でき、道も迷う場所が少ない、初心者や家族連れにも人気があるのだ。
須川温泉は、登山口にあり、岩手・秋田県境の岩手側にある、酸性湯の温泉宿。
登山で疲れた体を休めるのに丁度良い。
この山は2008年に震度6の大地震に見舞われ、今でも山に向かう道は通行止めがあったり、工事中の箇所が未だたくさんあるのだ。
被害の甚大だった宮城側はもっと大変なんだろうな・・・。
登山は9時から、須川温泉宿の傍の登山口から登り始め、少し行くと名残ヶ原と呼ばれる湿原を通る。
花の季節は一段落し、今は秋の花に変わるのを待つところ。
あまり花は咲いていなかった。
そんな中で咲いていたのは、ヤマアジサイやイワウチワ、シャジンなど。
名前はわからないけどかわいらしい赤い実や、ススキのできかけみたいのが見られた。
途中小さな沢を渡り、硫黄分で涸れた裸地を横目に登っていくと、昭和湖と言うきれいな湖に出る。
入浴剤のミルキーグリーンとか、水彩絵の具を溶かした筆洗いバケツのような、そんな色。
日差しの具合で微妙に色が濃くなったり変化する。
そこにはベンチもあって、一休みするのに丁度良い。
昭和湖からは、ややきつい登りの道だ。
暑さと日差しで、水分補給しながら休み休み行くと、次第に植生が変わり、頭上が開けていく。
須川分岐と言う、秋田側に行く登山ルートの分岐点を過ぎると、あとはもうすぐ頂上だ。
昼も近いし、「頂上着いたらオニギリ食べよ・・・」と、頭の中はそのことで一杯に・・・。
やっと頂上!三角点は記念写真を撮る人が沢山。
食べ物を腹に入れたら写真を・・・、と思ったとたん、空は暗くなり大粒の雨が降ってきた。
雷が鳴り出し、取り出したオニギリはリュックに放り込み、慌てて雨合羽を着こんで下山することにした。
山の雷は怖いのだ。
下山は死に物狂い。
体に叩きつけるような雨で、あたかも修行僧のような気分である。
足元の道はあっというまに、水が川のように流れ、濁流になっていく。
濁り水で深さも判らないし、下手に不安定な石に足を乗せると転びそうになる。
山の天気の変わりやすさ、恐るべし!!!
しかし、山用の雨合羽や登山靴は、優れものである。
体は蒸れることなく、どんなに雨が打ち付けてこようが、水溜りをジャブジャブしようが、水が浸透することが無い。
途中深みにはまって靴の中に水が入ったが、グジュグジュすることなく、歩いているうちに普通になっていく。
持つべきものはちゃんとした装備だな~、と改めて思った。
昭和湖まで降りると、既に雨は止み、地獄な世界は終わりを告げた。
足元も良くなり、ホッとしながら食事を取り、生きた心地が戻ってきた。
名残ヶ原からは、来た道とは別なルートを選び、賽の河原と呼ばれる裸地を行った。
硫黄のガスで何も生えない場所で、荒涼とした景色である。
ほどなく元来た温泉宿の近くにたどり着き、事故も無く終えることができた。
山頂や濁流の写真は、とてもじゃないが撮る余裕が無くて証拠をお見せできないが、本当に行ってきたんですよ・・・・・・。
わぁ~~っ 凄いですね~~!
文章を読んで引き込まれ
登山の行程を一緒に歩いた気分になりました^^
山の天気は変わりやすく怖いと聞かされていますが
実際体験を読んで良く分かりました^^
十分な装備が大切ですね~(*^ー^*)ノ
by 沙羅朋 (2010-08-15 16:04)