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北陸旅行(福井編) [旅行記]

 特急雷鳥に乗って金沢から福井へ。
雷鳥号はちょっとレトロな昭和の雰囲気が漂う電車。
福井市に着くと次はローカルなえちぜん鉄道に乗り換え、目指すは終点勝山市へと向った。

【ワンダフル恐竜博物館】
 勝山駅からは、観光用のバス「ダイナゴン号」で福井県立恐竜博物館に行った。
ここが今回の旅の一番の目的である。
周りは静かな山間の町に、光り輝く銀色のドームがひときわ目を引いている。
入場し、長~いエスカレータを下っていくと、そこには太古の昔から甦った恐竜の骨格標本が「これでもか!」とばかりにダイナミックに展示されている。
ティラノサウルスなどの獣脚類、マメンチサウルスなどの竜脚形類、鳥盤目ではステゴサウルスやイグアノドン、アンキロサウルスなど有名所が勢ぞろい!
フクイラプトルやフクイサウルスも是非見なければならない!
恐竜の森を再現した巨大ジオラマも大迫力!!
恐竜だけではなく、哺乳類や鳥類の歴史、植物、昆虫の進化までもが一気に学べてしまうのだ。
すばらしいぞ!恐竜王国福井!!

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【永平寺参拝】
 永平寺はその昔道元禅師が開いた曹洞宗の第一道場。
200名近いお坊さんがここで厳しい禅の修行生活を送っている。
そのせいか、一歩門をくぐるとそこは凛とした空気が張り詰めている。
70ほどもある大小の建物が立ち並んでいるが、参拝者も巡りやすいように案内表示がされてあったり、事前説明があったりで、わかりやすかった。
途中、読経の声や木魚や太鼓の音がしたり、時間になれば鐘楼の音が響き、厳かな雰囲気に包まれる。
ここではトイレ(東司)、浴室などもすべて心身を清める修行の場。
ちょっと私の心までが表れたような気になったのである。

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【えちぜん鉄道に乗って】
 上述の恐竜博物館や永平寺へは、えちぜん鉄道を利用したのだが、白い車体に青いストライプ、黄色いドアでちょっと可愛い感じの車両である。
沿線もずっとのどかな田園風景、のんびりとした雰囲気を過ごすにはもってこいなのだ。
この鉄道はきっと鉄道ファンの間では有名なんだろうけど、アテンダントさんが乗務しているのだ。
運行中は乗車券を売ったり、沿線のイベント情報を紹介したり、などが主な仕事のようである。
だけど、普通見る車掌さんと違うのは、とにかく「親切」なのだ。
乗客一人一人に笑顔で挨拶するのはもちろん、歩くのがおぼつかないお年寄りには、寄り添って「お気をつけてくださいね~」とサポートし、私のような一見して観光客っぽいのには、自ら近づいてきて、案内パンフレットをくれて説明してくれたり・・・。
飛行機のフライトアテンダントさん達よりもずっとフレンドリーでアットホームな印象だった。
「頑張れえちぜん鉄道」と応援したくなる気持ちになったのである。

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 永平寺から後は、福井駅周辺を散策したのち、夕方小松空港より例の小さな飛行機で帰路についた。
金沢・福井と駆け足だったのだが、さまざまな体験をし、楽しい2泊3日の独り旅であった。
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