街のイルミネーション

　クリスマスも過ぎて、もう仕事もあと一日を残して年末年始休暇である。
園芸ネタが乏しいので、今回は別の話題にする。

【ＳＥＮＤＡＩ光のページェント】
　毎年１２月仙台の街では、街路樹のケヤキに電球を張り巡らして、イルミネーション輝く光の通りに一変する。
何年かに一度くらいは私も散策するのだが、通りの近くにある市役所前広場などは屋台も立ち並び、音楽演奏やら仮設スケートリンクなど、年々趣向を凝らすようになってきた。


　このイベントも始まって二十年以上になるのだが、記憶をたどると初めの頃は、中央分離帯のケヤキだけだった気がする。
徐々に電球の数も増え、歩道の樹も飾るようになり、華やかさが増していった。
電球の数は６０万個だそうだが、今年からその３分の１はＬＥＤになったそうだ。
違和感の無いよう、同じ温かみのある色合いにしたらしく、ほとんど見分けが付かなかった。
熱くならないし省電力なので、ケヤキにも環境にも優しくなったのだろう。


　ところで、この６０万個の電球は、１月から１１月までの間はどこに保管されているのだろう？
イベント実行委員会などで倉庫でも借りているのだろうか。
だとするとその借り賃も協賛金や寄付金などから賄っているのかな・・・。
輝くイルミネーションの下、家族連れやカップル達が道行く中、そんなことを考えながら一人シャッターを切る自分であった。

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